このサイトでは白髪染めの体験記を公開しています
白髪染めを使い始めて、30年以上経ちました。管理人の「まみろう」です。
私は若い頃から白髪が多く、だいぶ早くから白髪染めは使ってきました。
最初はドラッグストアで買った、2剤式の白髪染めを主に使っていましたが、とにかく白髪があるのがイヤで、説明書に書かれている「使ってはいけない期間」を守っていなかったんですね。 かなり短い間隔で使っていたため、一時期は髪も地肌もボロボロになってしまいました。
このままではいけないと考え、白髪染めについて自分なりに勉強して、髪と地肌にダメージを残さないものを選ぶようになりました。
このサイトは、そんな管理人が実際に使った白髪染めの体験記を、白髪染め前後の写真とともに紹介しているサイトです。
白髪染め選びに迷う方の参考になったらいいなと思っています。
白髪染めのタイプと特徴
一番メジャーな、2剤式の白髪染めの他にも、さまざまなタイプの白髪染めがあります。管理人が使ってきた、それぞれのタイプの特徴と、お勧めポイントを紹介します。
2剤式
脱色剤で髪を脱色しながら、染料を酸化して化学反応により色を発色させる方式。家庭用ヘアカラーとして、スーパーやドラッグストアで手軽に買って使えます。
黒髪と白髪を同時に染めることが出来るし、明るい色にも染められるので、オシャレしたい人に重宝。
ただ、酸化染料は頭皮にダメージを与えることが分かっています。体質によっては重篤なアレルギー反応が出る場合もあり、使い方には注意が必要です。
管理人は若い頃、このタイプを使ってました。しかも、一時期は2週間に一度というとんでもない高頻度で使っていたので、髪も地肌もそれは無残な状態に。
商品の説明書にある通りの頻度で使っていれば、そんなことにはならなかったのに・・・と今は思います。
白髪を1度でハッキリと黒く染めたい人、黒髪と白髪を同じ色に染めたい人で、特別肌が弱いわけではない、という人に向いています。
トリートメント
管理人が現在、メインで使っているタイプ。シャンプー前か後に、髪に塗布して10分から15分待ってから流すと、少しずつ白髪に色がつきます。
髪や地肌にダメージがない点が人気を集めて、今では多くの製品が出ていますね。
刺激臭もなく、アレルギーが起きる心配のある薬剤も使われていないので、これまでの白髪染めによるダメージに不安を感じていた人が切り替える、というパターンも多いようです。
中には、積極的に地肌をケア出来る白髪染めもあります。地肌のダメージは、新たに白髪が増える原因にもなりますから、ケアも出来れば心強いですね。
日常的に使っておけば、白髪が目立ってから染める、という手間が要らないのも良い点だと思います。
絶対に髪や地肌を傷めたくない、美しく豊かな髪を保ちたい、という人にお勧めです。
部分染め・白髪隠し
生え際や分け目の、目立つ白髪を一時的に隠せるタイプ。マスカラタイプ、筆タイプ、コームがついたマジックペン式、ファンデーション式とたくさんの種類があります。
いずれも、染料が配合された液やクリームを、直接白髪に塗りつけて隠します。その日のシャンプーで落ち、元の白髪に戻るものがほとんどですね。
中には使っているうちに少しずつ白髪が染まるものや、白髪だけでなく、薄毛で目立つ地肌を隠せるものもあります。
これも年々、色んなタイプが出てまして、自分が隠したい白髪がどの部分のどのくらいの範囲のものかで、選ぶべきものが違ってきます。
頭髪全体を染めなくてもいいんだけど、目立つ部分の白髪だけを隠しておきたい、という人が使うのに向いています。
ヘナ
インドを主な原産地とする植物、「ヘナ」の葉を使った染料を使って白髪を染めるタイプ。葉に含まれているローソニア成分が、髪のタンパク質と結合して発色します。
ヘナ100%の染料で染めるとオレンジ色になり、黒褐色にするためにはインディゴなど別の染料を配合する必要があります。
粉をお湯で溶いて髪に塗布し、1時間以上待つなど手間がかかりますが、頭皮のクレンジング効果や、髪が傷んだ部分に成分が入り込んで修復する効果もあるので、頭皮や髪の状態がとても良くなります。
白髪に色を入れることより、頭皮ケア・毛髪ケアに重点を置きたい人に向いています。
番外編:泡
白髪染めといえばクリームタイプが主流でしたが、扱いやすい泡タイプのものも増えてます。手袋をした手でザッと手早く使え、ムラになりにくく液だれもしにくいので、使いやすいですね。
なぜ番外編かというと、泡タイプの中には2剤式もトリートメントタイプも、どちらでもないタイプもあるからです。
管理人が使ってきた中でも、
- 2剤式のものが1つの容器の中にセットされていて、プッシュすると混ざって、泡で出てくるタイプ
- 内容はトリートメントだけど、泡になって出てくるタイプ
- 脱色剤が使われていないので2剤式ではないが、ジアミン染料が使われた泡が出てくるタイプ
と色々ありました。
いずれも泡の扱いやすさは同じですが、染まり方や注意点も違うので、選ぶときは「どんな染料で染まるのか」を調べてからの方がいいと思います。
白髪染めをあれこれ使うようになるまで
管理人は10代の頃から白髪がありました。今になって考えると、生活環境などが原因だったのでしょう。
若い頃なら改善のチャンスもあっただろうに、体質だと思って諦めちゃったんですよね。
ちゃんと必要な栄養素を摂って、身体を動かして遊んで、夜はちゃんと眠っていれば、すぐ黒髪に戻ったんじゃないでしょうか。
残念なことをしたものです。
20代になり、接客業で働くようになったら、白髪が多いのはみっともないと考えるようになり、家庭用の白髪染めで染めるようになりました。
普通に使っていれば問題なかったんでしょうけど、私は白髪がコンプレックスだったこともあり、とんでもない頻度で使っていました。そのため、髪も地肌も傷んで酷かったんですよね。
このままいくと中年になる頃にはハゲてしまうかも?と怖くなった私。次には、髪と地肌にダメージがないと聞き、ヘナを使うようになりました。
ヘナは本当にコンディションが良くなるんですよ。ただ、面倒くさいんです。前準備も色々しなくちゃならないし、1時間とか待たなくちゃならないし。
後頭部や頭頂部は自分で塗りにくいし、難儀してました。
それで、髪や地肌の状態が良くなったのを良いことに、「もっと手軽な方法はないのか」と探して使い始めたのが、トリートメントタイプでした。
シャンプー後に素手で使えて、待ち時間も10分程度、と本当に手軽。髪にも地肌にもダメージはないし、色の染まり方は2剤式やヘナと比べると物足りないけど、なんせ手軽なので気に入ってます。
トリートメントの白髪染めが一番気に入ってるとはいえ、次々と新しく発売されるものにはやっぱり、興味をひかれます。それで新しい製品を見かけるたびに使っていたら、いつの間にかこんなにあれこれ使っていた・・・というわけです。
ここまで色んな製品を使う人も珍しいだろうから、体験記として残しておこう、と思ったのがきっかけで、このサイトも作りました。
なので、紹介している製品の中には、もう販売されていないものがあったりしますけど、そこはご容赦頂きたいと思います。
白髪染めは髪を傷めるもの、とは限らない
白髪染めを作っているメーカーが行ったアンケートによると、白髪染めをしている人の悩みの多くは
- 髪が傷む
- 時間がかかる
- 費用がかかる
- 褪色しやすい
- 染めているところを家族に見られたくない
だそうですね。
私も昔は、白髪染めをして髪が傷むのは、仕方ないと諦めてました。
でも今は、髪が傷むどころか染めるたびにツヤツヤになるものも多いです。どんな白髪染めを使うか、選ぶのが大事なんですよね。
どんな白髪染めでも、髪が傷むとは限らないんです。
白髪染めとは長い付き合いになるものです
白髪って、一度染めるとずっと染めることになります。
だって、伸びた部分と色が違っちゃいますからね。どうしても、染め続けることになります。
私も、20代で使い始めて以来、染めなくなった時期はありません。染めるために使うものは変化しても、「白髪染めを止めた」ことはないんですよ。
だからこそ白髪染め選びは重要です。長い付き合いになりますからね。