白髪染め体験記

ヘアカラーによる皮膚炎と、パッチテストの重要性

髪に色がつくもの、いわゆるヘアカラー剤を買うと、外箱や取扱説明書に、必ず「パッチテスト」について促す文言が書かれています。

二の腕の内側に、薬剤をちょっとつけて、48時間後、異常が起きないか確認してくださいというやつですね。

私も長年白髪染めを使っていますが、実はこのパッチテストというやつ、やったことがありませんでした。

 

必要性を感じなかったものの・・・

多少、頭皮がつっぱるような感覚があったり、刺激臭で気分がすぐれなくなったりはしましたが、特にかぶれることもなかったし。

あまり、真剣に考えていなかったんですよね。

でも、刺激の強い、2剤タイプの白髪染めを使い続けることに抵抗を感じたので、途中からヘナに変え、今ではカラートリートメントを主に使うようになったんです。

そんなわけで、かぶれの経験はないんですが、先日ネットニュースで見た写真には、驚いてしまいました。

>>茶髪や白髪染め「ヘアカラー」で皮膚にアレルギー発症 セルフテストで予防して(産経ニュース:2016/03/01)

 

ヘアカラー剤でかぶれることがあるとは聞いていましたが、写真のような状態は見たことがなかったので怖くなりました。

私はたぶん、今後は強い薬剤タイプの白髪染めを使うことはないと思うんですが、もし使うことになったら、パッチテストはしっかりやっておこうと心に決めました^^;

 

一時的な「かぶれ」とは違う、危険性の高い「アレルギー」

アレルギー反応とかぶれは、厳密には違うものだそうですね。

一般にいう「かぶれ」とは、刺激性接触皮膚炎のこと。刺激になる原因物質が、肌に物理的に接触することで生じる皮膚炎のことだそうです。うるしにかぶれる、とかああいうのですね。

かぶれは体質に関係なく、ほとんどの人に起きる症状。原因物質の刺激の強さによって、かぶれの酷さも決まります。皮膚炎もすぐに起きるので、原因も特定しやすく、適した対処も見つけやすい。

ところが、アレルギー反応の場合は違っていて、同じ薬剤を使っても、平気な人もいれば反応する人もいるんです。ほとんどの人が無事に使えても、自分はどうか分からない。困りますよね。

 

アレルギーの典型的なパターンは、原因物質に触れてから5~6時間から12時間後にまずかゆみを感じ、その後皮膚が赤くなる・腫れる、水疱などブツブツが出る、などの症状が出始めるそうです。

だいたい、原因から48時間後が一番ひどい状態になり、その後は回復していくことが多いんだそうですが、治まらない場合は原因物質が触れていないところにまで、症状が広がってしまうそうですよ。

すごく怖いです・・・。

さらに困ったことには、アレルギーの場合は、それまで全く平気で使っていた人にも、突然に起きる可能性があるのです。

それを知ると、パッチテストの重要性が理解できますね。

 

面倒でも、必ずやっておきたいパッチテスト

かぶれの場合、肌のバリア機能が正常に働いていれば、原因であるものを取り除けば徐々に回復します。ヘアカラーに脱色剤として配合されている過酸化水素や、アルカリ剤などが原因で起きることがあるそうです。

これに対処するには、まずなるべく肌の部分に付かないようにすることです。美容院に行くと、染料を塗る前に、おでこや襟足などにクリームを塗りますよね。

ああいうふうに、髪の生え際に沿ってクリームとかワセリンを塗っておくと、かぶれを防ぐことが出来ます。

家でヘアカラーをする場合には、あまりやらない人が多いと思うんですが、ちょっとの手間で大きな違いがあるので、ぜひやっておいた方がいいですよね。

 

アレルギーの場合は、もっと気を付けないといけません。アレルギーの原因になるのは、ヘアカラー剤に染毛料として配合されているジアミンであることが多いそうです。

酸化染料と呼ばれる種類のもので、一度これに反応してしまうと、二度と使うことはできません。

ムリに使い続けると、どんどん症状が重くなり、全身にじんましんが出てしまったり、呼吸困難になることもあるのだとか。

処置が遅れると、症状が長引くこともあるそうですから、アレルギー反応と思われる症状が出た場合は、出来るだけ早くお医者に行くことです。

うっかり手持ちのかゆみ止めなどを使ってしまうと、逆効果になることもあるそうですから、慎重に対処したいものですね。

 

アレルギーが困るのは、前回までは大丈夫でも、今回も大丈夫なのかは分からない、という点です。

いつも使っているから平気、と思い込んでしまうのは禁物。やはり、面倒でもその都度パッチテストを行うことが大切だと思います。

もし、いつもと違う反応が身体に現れるようなら、そのタイプの製品で髪を染めるのはやめて、トリートメントタイプやヘアマニキュアなど、他の方法を考えたほうがいいでしょうね。

 
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