白髪染め体験記

白髪を茶髪・金髪にできるか

白髪を茶髪にしたい、と考える人も少なくないようですね。真っ黒な髪よりも、茶髪の方が雰囲気も柔らかくみえるし、若々しいイメージになるためでしょうか。

白髪を茶色に染めるだけだから簡単そう、と感じるかと思うんですが、やってみるとなかなか難しいんです。

1剤・2剤を混ぜて使う、ジアミンが配合されたタイプには、明るい色もたくさんあります。茶髪も選べますよね。

あれはブリーチ剤が入っていて、黒髪の色を抜いたところに明るい色が入るようになっているからです。

白髪は元々白いんだから、そこに色を入れるだけで済むんじゃないの?と思ってしまいますが、実はそうではないんです。

白髪は髪の毛に色をつけるメラノサイトが働かなくなって、色がついていないだけのもの。毛自体は健康そのものなので、そのままでは色が入らないのです。

 

「傷んだ髪の方が色が入りやすい」ということは、髪を染めたことがある人なら知っていることだと思います。

髪が傷んだ状態というのは、キューティクルが開いているため、染料が髪の内部に入り込みやすいんですね。

ブリーチも薬剤で、髪の表面を開き内部のタンパク質を流しだして色を抜きます。そのため、ブリーチ後は染料が入りやすい。だから色素の少ない明るい色の染料でも発色しやすいというわけです。

しかし白髪の場合、色がついていないだけで健康な毛髪ですから、色素の薄い染料ではキレイに発色してくれません。

なので、白髪の髪を茶髪にしたい場合には、刺激の強い薬剤で染めるしかありません。

 

濃い黒褐色に染めるには、ヘナなど天然成分で染める方法も選べるんですが、茶髪にしたいなら、髪へのダメージは避けられないんです。

トリートメントタイプなど、髪の表面に色をつけるタイプの白髪染めを使うと、あまり濃い色に染まらない分、茶髪に近く仕上がります。

均等に明るい茶髪にしたいならジアミン系の染料で。ところどころに茶髪がある状態がいいならトリートメントタイプの染料で染めるとよいかと思います。

 

白髪を金髪にするのはムリ?

アジア人に多い黒髪は白髪になると目立つものですが、欧米人の金髪も、目立たないだけで実は白髪になります。

目立たない点だけでも羨ましいですよね。そして、欧米人であっても白髪染めをする人はいるわけですが、白髪を金髪に染めようという人は多くないんだそうです。

 

というのは、白髪を金髪にするのはとても難しいからなんだそうですね。

金髪といっても色合いはさまざまで、天然の金髪は、黄色がかった茶色をしています。そして若いうちは薄い色合いでも、歳を取るにつれて褐色がかった濃い色に変わっていきます。

黒髪を金髪にする場合、まずブリーチで色を完全に抜いた後、本当に少しの茶色で染めます。脱色しただけで放置しても、金髪に近い色合いにはなりますが、タンパク質が髪から抜けてひどくバサバサになるため、目指す色合いにはならないと思います。

そして、黒髪が加齢などによって白髪になったのを、金髪にすることはできるか、というと・・・

かなり難しいんですね。

 

前述のとおり、白髪は色素がつかなくなっただけで、健康な毛髪です。ですからそのままでは、染料が内部に入り込まず、染まりにくい。その上、金髪にみせるためにはごく薄い染料しか使わないので、望む色合いにするにはかなり難しいのです。

トリートメントタイプの白髪染めの、明るいブラウンを使った場合、白髪に薄く色がのった状態になって、金髪に見えることがあります。

その場合、結果的に金髪のように見えるだけで、狙った色に染められるわけではありません。

それでも金髪の雰囲気は楽しめます。手軽にやってみたいなら、髪の表面に色がつくトリートメントタイプで試してみるといいですね。

自分の中に「こんな色にしたい」というイメージがしっかりとある場合は、プロに相談して染めてもらったほうがいいかもしれません。

 

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